間接加熱式湯煎槽（大）-実例[7]

【お客様のご要望改造後に納品した商品になります。】

お客様の業種: 化粧品工場様
ご依頼・お困りごと: 現状使用している湯煎槽の劣化が激しく、一回りサイズアップした形で新調したい
解決方法・納入作業: お客様で従来使用されていた湯煎槽は、内部の劣化が激しく現状の使用に
そぐわない部分があり、新規製作のご用命を頂きました。

一番の問題は湯煎槽内に一斗缶を収めた際に槽内に収まらない設計と
なっている点でした。
湯煎を８０℃で加温した際、湯気による放熱がかなり発生しており、
エネルギーのロスが多く、かつ使用環境を悪化させていました。

今回設計した湯煎槽は一斗缶が全て収まる設計となっているのに加え、
入れ込んだ後に上フタをすることで放熱のロスや蒸気の放出を
抑えられる様になりました。

従来より湯煎槽の全高を下げたため、一斗缶の入れ込みの際の
作業者の方の負担軽減も達成しています。

湯煎槽本体設置後に、
　１、蒸気配管
　２、ドレン水配管
　３、排水配管
　４、オーバーフロー
合計４系統の配管の繋ぎこみ工事も同時に実施しました。

設置後のテストでは、約４０分で８０℃まで湯煎を加温
することが出来ました。

管理コード：2017-6-1618

価格：お問い合わせ下さい

商品仕様：
加熱方式：間接加熱パイプ式（蒸気吹き込み）
　　　　　直接蒸気が湯煎水に触れないため
　　　　　汚れが少ない設計です。

寸法：幅１６０６ｘ奥行６０６ｘ全高５８０[ｍｍ]

重量：約８５ｋｇ（配管部材を除く）

蒸気入口：２５Ａニップル

蒸気出口：２５Ａニップル
　　　　（スチームトラップ付属）

オーバーフロー：２５Ａニップル

排水口：２０Ａ（ボールバルブ付属）